夜に食べても太らない?!”紳士の国”も今や肥満大国の仲間入り!

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「夜遅くに食べると太る」とはよく聞く話で、食事の時間に気を付けている方も多くいると思います。

私自身は仕事終わりが遅いため夕飯(もはや夜食)は23時を越えてからになってしまいます。

「この時間に食べたら本当はダメなんだけどなあ…」と思いながらご飯を口にかきこんでいる毎日です(笑)

深夜のラーメンなんかもう悪魔的な美味しさですね(笑)

休みの日にはもっと早い時間に夕飯をとれており、この食生活が始まったのは4、5年前からですが、体重自体は高校生のときからほぼ変わっていません!

定期的に体を動かしたり筋トレをしたりはしていますが、

「夜に食べると太るって本当なの?!」

と頭の片隅で少し疑問に思っていました。

 

そんな中、こんな記事を見つけました!

 

関連リンク:「遅い時間に食事をしても子どもの肥満には結びつかない」という研究結果(GIGAZINE)

 

「大人はどうなの?」と疑問に思いましたが、この記事のソースはイギリス栄養学会に掲載されている論文のようです!

 

関連リンク:The timing of the evening meal: how is this associated with weight status in UK children? (British Journal of Nutrition | Cambridge Core)

 

リンク先の論文を見てみると、そもそも英語で何を書いてるかわからない!という方もいらっしゃるかもしれません。

今回はこの論文の内容を要約してまとめていくことと併せて、論文が発表されたイギリスの食について書いていきたいと思います。

原文を翻訳した内容を紹介していきますが、一部意訳または誤訳になっている箇所もあるかもしれません。

参考程度に捉えていただけると幸いです。

 

 

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夕食のタイミングが子供の体重状況とどのように関連しているのか?

概要

この論文の筆者は、Janine D. CoulthardさんとGerda K. Potさんの2人で(以下筆者)です。

筆者によると、成人からの研究では夜遅くに食べると太り過ぎや肥満のリスクが増す結果が出ているが、子どもに対する研究は限定的なのもしかなかったとしています。

よく聞く「夜に食べると太る」というのは大人の話だったのですね!

「大人の結果そうなんだから、子どもも同じ結果なのだろう!」という仮説を筆者は立てています。

したがって、夕飯のタイミングと体重状況・エネルギー摂取との関連について子どもの視点から分析・調査したのが今回の論文になります。

分析の元となるデータは、イギリス国会および栄養調査プログラム(2008~2012)からで、

4歳から10歳までの768人と11歳から18歳までの852人、合計1,620人の食事データを分析されています。

 

これらのデータを分析した結果、筆者により出された結論は以下の2つです。

  1. 4歳から10歳において夕食のタイミングと肥満のリスクまたは太り過ぎとの間には関連性が見出せない。
  2. 夕食のタイミングとエネルギー摂取量または栄養摂取量の変化との間には、有意な関連は認められない。

 

またこの2つ結論をまとめて、イギリスの4歳から18歳の小児では、20時以降に夕食を食べると体重が増えすぎたり、エネルギー摂取量が増加したりするところの証拠が見つからなかったという結論も出しています。

具体的な数値やデータは上記リンクで参照していただきたいと思います。

 

なんともまあ今までの常識を覆すような結論で驚くばかりです!

夜に食べても太らないとは、「今までがんばって我慢してきた人の気持ちはどうなるんだ!」と思っていしまいます。

この論文内でも述べられていましたが、夜遅くに食事をする成人は太り過ぎや肥満である可能性が高いようです。

大人のことを言っているのではないというところは注意が必要です。

また、食物摂取のタイミングは体重調節や体内時計調節に対して重要な役割を果たしうるとも書かれていました。

子どもよりも大人のほうが食事には気を付けないといけないということなのかもしれません。

 

統計分析の制限

たとえ18歳以下の方でも、

「やったー!これで夜になっても気にせず食べられるぞ!」

と安易にこの結論を鵜呑みにするのは危険で、この分析では以下の要因が省かれたり制限されています。

 

食物成分

例として高脂肪食対低脂肪食が挙げられています。

夕食の総エネルギー量を計算していると思うので、脂肪分が高い食事を取っている子と脂肪分が低い食事を取っている子ではどちらが太りやすいのかといった成分的要因は含んでいないということだと思います。

 

親の特性

家庭での教育や、特に食事を作るであろう母親の雇用状態が子どもの体重に関連していることが示されており、夕食の時間にも影響する可能性があると述べられています。

シングルマザーや共働きの家庭では、母親の帰りが遅くなってしまい夕食の時間が必然と遅くなってしまうといったことでしょう。

このような家庭環境のデータは分析結果に対して調節できなかったようです。

 

遺伝的要因

ある遺伝子が成人の朝食時間の遅延に結びついていることが判明していることを根拠に、子どもの食生活にも遺伝的要因があるかもしれないと述べられています。

しかし、夜間の食事時間は、個人の好みよりも親の選択や放課後の活動などの外部の影響によって大きく左右される可能性があるため、遺伝的影響は成人よりも子どもにとって重要ではない可能性があることも示唆されています。

 

身体活動レベル

これは、その日どれだけ運動したかということだと思います。

運動も体重と深く関係している要因の一つのように思われますが、今回の分析では関連できていないようです。

 

睡眠データ

その日、どれだけ睡眠したかという項目のことでしょう。

利用可能な睡眠データが多くの子供に対して利用できるものではなかったようです。

 

過少報告

日記形式で家庭からその日の夕食メニューと食べ始める時間、食べ終わるまでにかかった時間を提出してもらったようですが、その報告内容に不健康な食品やスナックなどの未報告または過少報告も考えられるようです。

 

このように、まだまだ突き詰めて結論を出す余地はありそうですね!

私は統計学のことは素人ですが(笑)、これらの要因を関連づけるにはデータの量がまだまだ足りていないのかもしれません。

「夜食べても良い」というのは、これらの要因をすべて良いほうで満たしていて初めて言えるのではないでしょうか。

 

以上のようなことが、この論文の要約になります。

訂正箇所などがありましたらご報告いただけると助かります。

 

 

イギリスの食生活と肥満

イギリスの家庭料理ってどんなものがあるの?

この論文をまとめていてふと疑問に思いました。

「イギリスの家庭ではどんなものを食べているのだろう?」と、

イギリスに行った経験もない私にはイギリス家庭の食事がイメージできませんでした。

イギリスの料理は不味い!ということは聞いたことがありますが、イングリッシュ・ブレックファストが美味しくて有名なんですかね。(写真は一例)

結構美味しそうですね!

スコーンや(イングリッシュ)マフィンなんかもイギリス発祥の食べ物のようで日本の朝マックでも食べれますね!

 

「イギリスで美味しい食事を取るならば、三食朝食を食べるべきである」

 

というイギリス料理を皮肉った言葉があります。

これを言ったのはイギリス出身の小説家サマセット・モームで、このように当のイギリス人でさえジョークとして料理の不味さを自虐しているようです。

 

日本でいうお米のように、イギリスにおける主食の概念は特にはないみたいですね。

お米と同じ炭水化物でよく食べられているのは「じゃがいも」です。

茹でてつぶしたマッシュドポテトや、薄く切って油で揚げたチップスなどのように調理されよく家庭では食べられています。

その他には、ソーセージやローストビーフ、パイなどもよく食べられているようです。

 

また、「イギリスの国民食」と言われているベイクドビーンズも外せませんね!

 

 

紳士の国でも肥満体国?!

イギリスといえば、やはり「紳士の国」!

スラッとした容姿のジェントルマンが集まる国のイメージですが…

実はなんとイギリスの成人人口の3分の2以上が肥満予備軍もしくは肥満を占めており、ここ10年以内にヨーロッパでの肥満率ワースト1位になるだろうと言われています!!

 

関連リンク:Britain – the fat man (and woman) of Europe: UK will be fattest nation on continent by 2025, with 40% of adults classed as obese(MailOnline)

 

この事態に対してイギリス政府も「砂糖税」(砂糖の多い清涼飲料への課税)を2018年に導入しようとしているなど国を挙げて肥満対策を行っており、その肥満対策費は戦争・テロ対策防衛費よりも高額となっています。

その額なんと470億ポンド!!(約80兆円!)

ものすごい金額ですね…(^_^;)

 

このイギリスにおける肥満の原因は単純に「食べ過ぎ」なのだそう。

毎日砂糖たっぷりの紅茶を飲み…

炭酸飲料片手にビスケットやチョコレート、ポテトチップスなどの揚げ物…

ハイカロリーのものを大量に食べる人が増えたのだという。

肥満大国の汚名を着させられる日も遠くないかもしれません(^_^;)

 

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あとがき

この論文を見つけたときに、

「やはりそうだったのか!」

と自分と照らし合わせて信じかけましたが、調査した国がイギリスでかつイギリスの現状を調べているうちにこの論文の信ぴょう性に疑問を持つようになってしまいました。

「夜食べてもいいよって言ってる場合じゃないやん!」と思ってしまいましたね(笑)

太っていると気にしている日本人をイギリスの方が見ると「痩せすぎだ!」と思うかもしれません。

太り過ぎも身体に悪いですが、痩せすぎも同じくらい身体に悪いと思います。

子供が夜遅くに食べることは体重に影響しないようですが、太りたくない大人の方はやめておいたほうがいいように思います(笑)

 

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